VT(バンガード トータル ワールド ストック ETF)について
最近、「VT(バンガード トータル ワールド ストック ETF)」のキーワードで検索されることが多いようなので、
VT(バンガード トータル ワールド ストック ETF)の(個人的な)利点・欠点について、ちょっと書いてみます。
利点:
- 「かなり手軽に」世界分散の株式を購入できる(1306 + TOK + VWOなどと買わなくて済む)
- 信託報酬が安い
欠点:
- つまらん(笑)
- 米ドルを購入してから購入する必要がある
で、それぞれについてちょっと思うところを以下に記します。
利点(1)「「かなり手軽に」世界分散の株式を購入できる」について:
もし、今まで3銘柄を購入していたのであれば、一つの銘柄を購入するだけで済むので、
購入の手間(時間)、および、手数料の節約となります。
また、どれだけの比率で購入するか?を考えずに購入することもできます。
(逆に言えば自由度が下がるわけですが。)
利点(2)「信託報酬が安い」について:
3銘柄をそれぞれ別々に購入する方が、信託報酬料金が安い可能性もありますが、
通常の投資信託と比較した場合は、おそらく圧倒的に(とは言っても、eMaxisの登場で一般の投資信託も0.6%程度の信託報酬料ですが)
安くなります。
欠点(1)「つまらん」について:
VTだけ購入するのは「正しい」のかもしれませんが、全く面白くありませんw
投資に「面白さ」を求めるのは、邪道かもしれませんが、少しぐらい、
「ワクワク」「ドキドキ」したくないですか?
欠点(2)「米ドルを購入してから購入する必要がある」について:
VTは東証などに上場されているわけではなく、アメリカの「NYSE Arca」で上場されています。
なので、今のところ、米ドルでしか取引できません。
東証など、日本の市場でも上場して欲しいですが。。望み薄でしょうか。
じゃぁ、どうするのか?:
「面白くない」ものをどうやったら「面白く」するのか?
例えば、VTをポートフォリオの中心据えて、
一定の比率を自分の好きな投資信託・ETF・個別株等に投資するというのが、
有力な解だと思います。
「一定の比率」は、人それぞれなので、好きな比率にすれば良いかと。