新生銀行ステップアッププログラムで(比較的)簡単にプラチナになる方法(part-1)

新生銀行には、「ステップアッププログラム」というものがあり、

預金、資産、取引状況によって、

  • スタンダード
  • ゴールド
  • プラチナ

という3種類に分類され、上位のステージに上がるほど、

おトクなサービスを利用することができます。

特に、「プラチナ」になると...

  • インターネットによる他行宛振込手数料が、月10回まで無料
  • 海外送金手数料 無料(月1回)(通常4000円)
  • 銀座/梅田 プラチナセンターの利用権(要予約/前日15時まで)

http://www.shinseibank.com/relationship/service.html

などの権利が得られます。

特に、インターネットによる他行宛振込手数料に関しては、

10回を越えても、100円/回(税込み)と、かなりおトクな手数料なので、

クレジットカードだと手数料がかかってしまうようなインターネットオークションや通信販売

を多く利用する場合等、非常に便利なのではないか?と思います。

新生銀行をそれなりに使っているなら、

プラチナになっておいた方がお得だと思います。

というわけで

おトクな「プラチナ」ですが、条件は、それなりに厳しいものがあります。

条件・判定方法

をみると、

お預け入れ総資産の月間平均残高が2,000万円以上

と、私のような一般庶民には到底届きそうにない金額がかかれていますが、

実は、(比較的)簡単にプラチナになる方法もあります。それは、

2番目の条件である、

当行所定の投資商品の月間平均残高が300万円以上

に、着目します。

そこには、

■「当行所定の投資商品」

外貨普通預金・外貨定期預金

仕組預金※

投資信託(国内籍・外国籍)

保険商品

金融商品仲介(新生証券・楽天証券の商品)

と、書かれていますが、

「金融商品仲介(新生証券・楽天証券の商品)」に注目し、以下のことを行います。

(他の商品も、気に入ったものがあれば、購入しても良いかもしれませんが、

基本的には、割高な手数料を取られるので、おすすめしません。)

  1. 新生銀行口座を開設
  2. 新生銀行経由で楽天証券口座を開設(既に楽天証券口座を持っている人は一旦解約が必要)
  3. 開設した楽天証券口座で300万円以上商品を購入

です。

「えー。全財産300万円も無いよー。」

という場合には、確かにどうしようもありません。

300万円の資金を貯めてから、再チャレンジお願いします。

ただし、現時点で、現金・(国内)証券(ETF含む)を合わせて300万円以上あれば、

今回の方法を使うことが出来ます。

先ほどの「開設した楽天証券口座で300万円以上商品を購入」は、「ちょっとした技」を使うと、

実際に、楽天証券口座で商品を購入しなくても、購入したのと同じ状態にるからです。

その「ちょっとした技」とは、

「株式移管」です。具体的には、以下のような流れです。

  1. 他行で国内証券を購入
  2. 購入した証券会社に「株式移管」を依頼(楽天証券宛)
  3. 楽天証券以外で売りたくなったら、他行宛に「株式移管」をする

楽天証券では、株式移管は、ネット上で申請ができるようなので、便利です。

(マネックス証券では、今のところ、

  1. ネットで申請書を請求
  2. 手書きで申込書に記入
  3. ポストに投函

という手順が必要になります。)

なお、「株式移管」は、手数料がかかる場合があるので、

自分が使用している証券会社が株式移管手数料が無料であることを確認しましょう。

(大手ネット証券であれば、無料なことが多い様です。私が調べた限りでは、

楽天証券

SBI証券

マネックス証券

は、いずれも無料でした。今後は変わる可能性もありますので、事前に調べてから行いましょう。)

頻繁に売買をする方には向かないか方法かもしれません。

ここまで書いてきましたが、

「そんなに多くの金額を、リスクの高い商品に割り当てられるか!」

という方もいるかもしれません。これにも、ちょっとした技をつかうと

リスクを低く抑える方法があります。それについては、次のエントリで。

なお、この方法、

「普通に(新生銀行経由ではなく)楽天証券口座を直接開設して使った方が、

売買手数料も安くて、色々サービスもあるので、良い。」

という考え方もあるかと思います。その場合には、普通に楽天証券の口座を開設して便利に利用しましょう。

(私は、ちょっと不便になるのはプラチナになるためのトレードオフと考えています。

もしかしたら、将来は同等のサービスが提供されるかもしれませんし。)

新生銀行の口座開設をお考えなら、以下のリンクからどうぞ。