儲かんないんなら、止めちゃえばいいんじゃないの?
哀れ、街に溢れる「貧乏歯医者」
http://facta.co.jp/article/200708015.html
古い記事ですが、つい最近見つけたので。
歯医者が貧乏な理由を、
こうした歯科医の過剰と貧窮をもたらした原因は何か。いうまでもなく、理念もないまま新設・増設された歯学部(歯科大)の定員増にほかならない。
と、結論づけています。
でも、それは、本当に正しい結論なのか?
「新設・増設」されたところで、歯医者になりたい人が増えなければ、歯医者の人数も増えないし、
現在のようにはならなかっただろう。
そして、儲かんないんなら、儲かるようにすればいいし、
それを、法律などの縛りで、自由にできないのなら、その法律を批判すべきだろう。
「人数が増えたから(競争が激しくなったから)、歯医者が貧乏になりました。
そして、それは、国が歯医者の人数を増やしすぎたからだ。」
と言う結論はどうなのだろうか?歯医者の人数を(法律などで)削減すれば、解決なのか?
そうしたら、今度は、また、
「歯医者の人数が足りません」
ということになるのではないか?
ということを考えると、やはり、国は、
そういうことにはあまり口を出さず(需要と供給の調整は難しいのだから)、
なるべく、法律で縛らず、自由にやらせた方が効率的ではないだろうか?
と、思う、今日この頃。