その生命保険加入、本当に必要?

企業に勤めていると、生命保険加入のおねーさん(通称セールスレディ)がやってきて、

今は先行き不安だから、保険に入っていた方が良いですよ。

とか、

お子さんが生まれたのなら、将来を考えたら、こんな保険に入っておくべきですよ。

というセールストークにに乗せられて、

色々うるせーし、とりあえず適当に入っておくか。

と、(よく考えると不必要な)生命保険に加入してしまうことが、多々あるかもしれません。

でも、よく考えてください。本当に、その生命保険は必要なものでしょうか?

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企業によっては、従業員が死亡した場合、その子供に対して、

18歳ぐらいまで奨学金などを支給している会社もあります。

そんな事態になることはあまりなく、従業員規則は会社によって異なり、

また、ほとんどの場合、社外秘となる情報なので、

あまり情報が出回ることがないかもしれません。

そのため、保険の「セールスレディ」もそんなことは知らない

(あるいは、知っていても知らないふり)で、保険加入を勧めてきます。

例えば、従業員が死亡した場合、

18歳以下の子供に対して月額2.5万円の奨学金が支払われるという規則がある場合、

0歳、3歳の子供がいたときに死亡したとすると、

(18年+15年)*12ヶ月*2.5万円=990万円

と、約1000万円の保障がつくのと同じこととなります。

#厳密に考えると、その保障がいつまで続くことなのかも考える必要があるかもしれませんが、

#それなりの規模の会社に勤めていれば、こういう保障はなかなか削減できないと思います。

#適用例も少ないと思いますし。

という訳で、もし、このような制度がお勤めの会社にあるのならば、

生命保険の保険金額を約1000万円減額しても特に問題はないという訳です。

このようなところから、色々節約はできるので、お勤めの会社の就業規則などは、

要チェックです。

#就業時間中に、就業規則を確認することは特に問題にはならないでしょう。

#社外秘だと思いますので、家に帰ってから確認するわけにもいきませんし。